ある時　私は　あなたに恋焦がれていました
だけど　こんなにも熱い体は　バラバラに砕けそうで
いっそ　あなたのその手で　壊してくれませんか

夢中でたどった肉体は　まるで健全でした
だけど　あんなにも愛しかったあなた　忽然と消えたから
私は　あなたが死んだと思うしかないの？

　あなたはだぁれ？　あなたはだぁれ？　あなたの事　教えて
　バランスなんて　だるい答えじゃ　もう　焦点が合わない

愛の辺りが疼きだして　『好き』の涙が溢れるでしょう
愛の辺りを探るたびに　声にならずに流れるでしょう
波打つ記憶を　さまよう


ある時　あなたは優しく　彩られていました
だけど　運命を乱すほど　きつくとらわれてしまったから
いっそ　あなたのその手を　離してくれませんか

二人を刻んだ　メロディーを待ち続けていました
だけど　その先にあるものが二度と動かない　と　知ったから
あなたは　私のメモリーを消したのでしょうか？

　あなたはどこに？　あなたはどこに？　今すぐ　声　聴かせて
　願えば叶う　そう告げたなら　強い刺激を　もう一度

愛の辺りが　震え出して　同じような朝　欲しがるでしょう
愛の辺りが　痛むほどに　よく似てる声が響くでしょう
フラチなほてりを　冷まして

ある時　私は　欲望に満たされていました　
そして　得たものと　失ったものが　同じあなた　だった　なんて