ねぇ 私 あなたの事
ずっと好きでいてもいいですか
答えなら いらない あなたから
本当の事しか 欲しくない
いつか見た あなたの目は
死んださかなみたいに 冷たくて
もう一度 透き通った眼差しで
『天上の青さ』を 確かめたい
けれど
あなたが 私を拒み始めた時に
気付いていたかった
二度と結ばれぬ人の名前を
ポットのさかなに 付けてた・・・
どうぞ 変わらないでいてね
そのままでいてね
それは もう 私の為じゃなくても
今は 強い痛み 抱いて
このまま 眠るわ
しばらくは
あなたと夢で 出会わない様に
うなされて 目覚めた朝
嫉妬で焼きついていた体が
首筋をほどいて 緩んでく
何故 二人は 空を飛べないの?
水しぶき 深呼吸で
おなじ涙を 手に 入れても
きっと 自由ではいられない
今 最後の泡が 浮かんでゆく
そうね
あなたが 私を愛した時に
すべてが 終わっていたみたい
どちらか 先にいなくなる事を
二匹のさかなは 知ってた・・・
たとえ 報われぬ恋でも
あなたと私のものである事に
変わりはなかった
今は 浅い夢の続き 一人で探すわ
もう 二度と
二人の指が 離れない様に
|