人待ち顔で集う街のパズルに恋の色だけ足りない
白の絵の具を空に溶かし　あなたは私を見て微笑んだ

時計の針は進む　私だけをおいて
秘密めいた扉の向こうへ
ねぇ早く連れ出して欲しい

こっちを向かないで　やさしくしないで
今はただ時が過ぎるのを待ちたいの
西の空が晴れて光りが差したなら
もう少し　二人並んでいましょう

緑の木々は風を泳ぎ　涙を舗道に振り払ってる
あなたの髪が揺れるだけで
まだどきどきが止まらないでいる

いつでも一歩前を歩くあなたでいて
迷ったままの好きの気持ちを
今にも気付かれてしまう

こっちを向かないで　やさしくしないで
今はただ時が過ぎるのを待ちたいの
空と海の青が一つになる場所で
もう少し　二人並んでいましょう

こっちを向かないで　やさしくしないで
今はただ時が過ぎるのを待ちたいの
西の空が晴れて光りが差したなら
もう少し　二人並んでいましょう